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リハビリテーションとは

リハビリテーションとは、『本来の状態への回復』や『再び自分らしい生活を取り戻すための活動全般』を指します。リハビリテーションは単なるマッサージではなく、医師の診断と指示に基づいて、各患者様の環境に合わせた目標を一緒に考え、治療に取り組むものです。当院のリハビリテーションでは、患者様お一人おひとりに寄り添い、問題解決を目的としてアプローチしていきます。
当院のリハビリテーションの特徴
完全予約&担当制
当院のリハビリテーション部には、常勤のセラピストが10名(男性4名、女性6名)在籍しており、入院から外来まで担当制・予約制の個別リハビリテーションを行っています。セラピストは男女ともに複数名在籍しているため、ご希望に応じた性別の指定も可能です。関節の硬さや身体の柔軟性の低さが原因で運動器に痛みが生じることが多いため、各問題を分析し、症状の【治療】を目指して問題解決に取り組んでいます。
リハビリテーションの期間
病院でのリハビリテーションには、入院・外来を問わず、国の規定に基づいて実施期間が設定されています。当院で提供している「運動器リハビリテーション(Ⅰ)」の期限は、発症日、手術日、急性憎悪日、または初診日から150日間です。
介護保険を利用している方は、介護保険によるリハビリテーションが可能な状態になった時点で、病院でのリハビリテーションから介護サービスへの移行をお願いしています。この移行は、定期的に行われる主治医の診察とセラピストとのカンファレンスで判断され、方針が決定されます。
このような方におすすめです(ご利用の対象となる方)
- 主治医からリハビリが必要と認められている方
- 身体機能を取り戻したい方
- 自立した生活を送りたい方
- 1対1でじっくりとリハビリに集中したい方
物理療法について
物理療法とは、マッサージや温熱・寒冷・電気刺激など、物理的なエネルギーを利用して症状の軽減、痛みの回復を促すことです。
当院の設備として
マッサージ:あん摩マッサージ指圧師の国家資格を持った常勤スタッフ(男性2名)が在籍しています。マッサージは予約・担当制をとっています。リハビリテーションと違い期限はありません。
痛みを和らげる目的として、当院には10種の機器があります。
リハビリテーション機器一覧
ホットパック
温めることで血流を改善し、軟部組織の伸張、筋緊張低下や鎮痛の効果があります。
パラフィン浴
熱伝導率が低く、温度のわりには熱く感じない特徴があります。
被膜で覆うことで保湿性が高く、硬くなった関節の動きを改善させたり、炎症や痛み、こわばりを抑制し軟部組織の疼痛除去に効果があります。
マイクロ波治療器

マイクロ波(極超短波)を患部に集中照射し、深部を温め血行を改善し痛みを和らげ新陳代謝を促進します。筋肉の緊張を取り除き痛みの軽減を図ります。
SSP

電気鍼治療といわれるもので、鍼の代わりに銀の突起を患部につけ、低周波を通電させツボを刺激させます。硬くなった筋肉に低周波の電流を流し高密度の電流が皮膚内部に深く浸透することで、痛みを抑制し血行を促進するとともに、消炎鎮痛効果を発揮し緊張をやわらげ回復力を高めます。
EMS
神経筋電気刺激療法といい、筋肉や運動神経に電気刺激を与えて筋肉を収縮させます。
筋力トレーニングや麻痺した筋肉の運動に使用します。
筋力トレーニングや麻痺した筋肉の運動に使用します。
PNF

EMSが進化したもので、神経と筋の再生(再教育)を目的としています。低周波と違い、電流が深部に到達する為、皮膚表面がピリピリするのではなく、筋肉の深部が圧迫されたり揉まれたりするような心地良い感覚になります。(個人差があります)
スーパーライザー

温かい赤い光(近赤外線)で痛みがあるところの血行を改善し症状を緩和します。また、神経に直接作用してストレスなどで緊張している神経を平常な状態に戻すことにより多くの病気に治療効果を発揮します。
頸椎・腰椎牽引
牽引部位の筋スパズムの改善や背骨周囲のこわばった筋肉の緊張が和らぎ、靭帯の血流改善、神経根や脊髄に対する除圧となり神経根周囲などの局所の腫脹を軽減し、圧迫されている神経への影響を和らげるなどの効果があります。
メドマー
空気の力で足をマッサージし、下肢の血流とリンパ液の流れを促進します。
超音波

超音波の機械的振動を生体に与え、その温熱作用とマイクロマッサージ作用による疼痛緩和や血流促進、組織の修復などを行います。
また、骨折治療に使用する超音波(セーフス)機器もあり、照射することで骨折修復が加速され、骨癒合までの日数短縮が期待できます。照射中は痛みや違和感はありません。骨癒合が遅い方には貸出も行っています。
低周波治療器

Hi-VoltageとHV-EMSの2つのモードがあり、症状によって鎮痛や筋萎縮改善に効果があります。
通院が困難な方へ

通院が困難な場合は、訪問リハビリテーションをご利用ください。
利用者様ができるだけ自立した日常生活を送れるよう、医師の指示に基づき、理学療法士や作業療法士がご自宅を訪問します。訪問するスタッフは院内セラピストではなく、訪問の担当者が伺います。利用者様お一人おひとりに合わせて、心身機能の維持や回復、日常生活の自立を支援するリハビリテーションサービスを提供いたします。